合皮が使われているお洋服を着て数年後、こんな風にボロボロになってしまった事はありませんか?
合皮はどんなに大事にお手入れしていても、素材の特性上どうしても表面のコーティングが剥がれてしまいますよね。
他の部分は何でもないのに合皮の経年劣化の為、残念ながら手放す羽目になったお洋服があった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回ご相談頂いたお客様も、お気に入りのライダースジャケットのお袖とポケット外蓋の合皮のコーティングが剥がれて着られ無くなってしまったそうです。
合皮はまた同じ事になってしまうので、他の生地にお取り替えをご希望でした。生地の雰囲気、仕上がりへのご希望など細かくお伺いし、工場の職人さんへお願いして仕上げて頂きました。
出来上がりのお写真です↓
お直し前のお写真は無いのですが、始めに載せた合皮が剥がれているお写真が、このジャケットから外した生地なので、かなり生まれ変わった事がお分かり頂けると思います。
工場の職人さんが、お客様が希望されたイメージの生地に沿う生地を必死に探して見つけてくれました!
袖口のリブやワッペン、ファスナーは元々付いていた物を付け直しました。袖の縦の縫い目にパイピングテープが挟んでありますが、これも付け直した物です!
新しいものを付ければ解く手間がかからないのですが、元の雰囲気を残す為に付け直しています。
プロテクターも付け直してあります!
また、ポケットの外蓋は元はドットボタンですが、マジックテープに変更しました。
元の機能性はそのままに、リフレッシュしました!
お馴染みの着心地で新鮮にお召しいただけるようになったと思います♪
今回のお直し代はトータルで税抜き38000円でした。
お気に入りのお洋服が部分的に痛んでしまったら、この様なお直し方法もございますので、諦めずにまずは当店にお気軽にご相談下さいませ♪